増粘剤
液体にとろみをつけ、ソース・スープ・デザートのテクスチャーを改善します。
増粘剤は食品の粘度やテクスチャーを調整します。変性でん粉(E1400〜E1452)、グアーガム(E412)、キサンタンガム(E415)、セルロース誘導体(E460〜E466)などの天然多糖類が主体です。大半は天然由来で毒性上の懸念は低いですが、カラギーナン(E407)については食品グレード(未分解)と分解型の区別をめぐる議論が続いています。
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
増粘剤一覧(19件)
よくある質問
カラギーナン(E407)は安全ですか?
食品グレード(未分解)カラギーナンはEFSA・FDA・JECFAによって承認されています。論争の焦点は、食品加工条件によって動物実験で腸炎症を引き起こすことが確認されたポリゲーナン(分解型)への部分的分解が生じうるかどうかにあります。EFSAの2018年再評価では、食品グレードカラギーナンの発がん性に関する懸念を裏付けるデータはないと結論付けましたが、消化中の潜在的分解に関するデータのギャップを指摘しました。FDAはGRAS認定を維持しています。
変性でん粉(E1400〜E1452)は天然素材ですか?
変性でん粉はとうもろこし・じゃがいも・小麦・タピオカの天然でん粉を原料としていますが、耐熱性・凍結融解安定性・テクスチャーなどの機能特性を変えるために化学的または物理的に処理されています。原材料は天然ですが加工プロセスは工業的です。変性自体の毒性学的意義は低いと見なされており、大半の変性でん粉は論争なく世界的に承認されています。
EUでこんにゃく(E425)が子ども向け菓子に禁止されているのはなぜですか?
こんにゃくグルコマンナン(E425)は容易には溶解しない硬くて弾力性のあるゼリーを形成します。EUは特に子どもや高齢者の窒息事故が発生したため、ゼリー菓子(ミニカップ)への使用を禁止しました。こんにゃくはEUでは成人向け食品用途での使用は依然として許可されており、食品原料・添加物として世界的に広く承認されています。この禁止は物質全般の安全上の懸念ではなく、製品形態に関する制限です。