メチルセルロース E461
emulsifier, stabilizer, film-former, gelling agent / 天然(改質)由来
Methylcellulose
CAS: 9004-67-5
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
? ご存知ですか?
メチルセルロースは植物由来。E番号のイメージとは異なり、その起源は自然界にあります。
メチルセルロースは食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途・家庭用品など多岐にわたる分野で使用されています。
EUではメチルセルロースに「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。
各国詳細規制情報
欧州連合(EFSA)
大部分の食品カテゴリで広く使用が認められている。食物繊維誘導体として取り扱われている。
根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II
アメリカ合衆国(FDA)
膨潤性下剤としても承認されている
日本(厚生労働省)
指定名称:メチルセルロース
カナダ(Health Canada)
オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)
一日摂取許容量(ADI)
国際基準(JECFA)
mg/kg体重/日
欧州基準(EFSA)
天然での存在
メチルセルロースはセルロースの半合成誘導体である。セルロース自体は天然物(植物細胞壁由来)であるが、メチル化処理により自然界には存在しない変性体が生成される。実質的には化学処理された木材パルプまたはコットン繊維である。
製造方法
木材パルプまたはコットン由来のセルロースをアルカリ処理した後、塩化メチルと反応させて製造する。セルロース骨格のヒドロキシル基(-OH)の一部をメチル基(-OCH3)で置換する。置換度が高いほど水溶性が向上し、ゲル化特性も変化する。
食品以外での用途
シャンプー、ローション、化粧品の増粘剤・造膜剤として使用される。
膨潤性下剤(腸内で水分を吸収)、点眼液、錠剤結合剤として使用される。
建築用途(壁紙糊、タイル接着剤)、セラミック、繊維、塗料剥離剤(ゲルの増粘)に使用される。
壁紙糊、塗料剥離剤、パーソナルルブリカントに使用される。