酒石酸カリウム E336
食品表示名称:酒石酸K
buffering agent, raising agent, stabilizer / natural (from wine production)由来
Monopotassium tartrate (E336i), Dipotassium tartrate (E336ii)
CAS: 868-14-4 (i), 921-53-9 (ii)
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
? ご存知ですか?
酒石酸カリウムは自然界に存在する成分です。E番号が付いていても、すべてが人工物というわけではありません。
酒石酸カリウムは食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途・家庭用品など多岐にわたる分野で使用されています。
EUでは酒石酸カリウムに「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。
各国詳細規制情報
欧州連合(EFSA)
各種食品カテゴリでの使用が認められている
根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II
EFSA公式意見書アメリカ合衆国(FDA)
ベーキングにおける酒石英として広く使用されている
日本(厚生労働省)
指定名称:酒石酸カリウム
カナダ(Health Canada)
オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)
一日摂取許容量(ADI)
国際基準(JECFA)
mg/kg体重/日
欧州基準(EFSA)
天然での存在
酒石酸一カリウム(酒石英)はブドウに天然に含まれ、発酵中にワイン樽の内側に結晶として析出する。この結晶をアルゴルと呼び、回収・精製することで市販の酒石英が製造される。
製造方法
酒石酸一カリウム(E336i、酒石英)は、ワイン樽からアルゴル(粗製酒石酸水素カリウム結晶)を回収し、再結晶により精製して製造される。酒石酸二カリウム(E336ii)は酒石酸を炭酸カリウムまたは水酸化カリウムで中和して製造される。ワイン産業では酒石英が年間数千トン規模の副産物として生産される。
食品以外での用途
パーソナルケア製品の緩衝剤。
下剤、利尿剤(歴史的用途)、緩衝剤。
電気めっき、鏡の銀メッキ、皮革なめし。
洗浄剤(調理器具の汚れ落とし)、粘土遊び材料、泡立て卵白の安定剤。