酸化鉄 E172
無機物 / mineral/metallic由来
Iron oxides and iron hydroxides
CAS: 1309-37-1, 1332-37-2, 51274-00-1
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
? ご存知ですか?
酸化鉄は自然界に存在する成分です。E番号が付いていても、すべてが人工物というわけではありません。
酸化鉄は食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途など多岐にわたる分野で使用されています。
EUでは酸化鉄に「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。
各国詳細規制情報
欧州連合(EFSA)
各種食品カテゴリーへの使用が承認されている。着色が禁止されている食品への使用は認められていない。
根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II
EFSA公式意見書アメリカ合衆国(FDA)
ソーセージケーシングにおいて重量比0.1%を超えないこと。
日本(厚生労働省)
指定名称:酸化鉄
カナダ(Health Canada)
特定の食品カテゴリーでの使用が認められている。
オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)
一般的な使用が承認されている。
一日摂取許容量(ADI)
国際基準(JECFA)
mg/kg体重/日
欧州基準(EFSA)
天然での存在
鉄鉱石の堆積物に豊富に存在する天然鉱物。赤・黄・黒・褐色の発色は鉄の酸化状態および水和状態によって異なる。
製造方法
食品グレードの酸化鉄は通常、鉄塩の制御された酸化または鉄化合物の焼成によって合成的に製造される。製造工程では粒子径、純度、特定の色(赤・黄・黒)が管理される。
食品以外での用途
口紅、アイシャドウ、ファンデーションなどのメイクアップ製品に着色料として広く使用される。化粧品用着色料の中でも特に信頼性が高い。
錠剤およびカプセルの着色料として使用される。鉄分補助食品にも使用される。
塗料、顔料、セラミックス、建材、磁気記録媒体に使用される。