モンタン酸エステル E912
surface coating, release agent / natural/mineral由来
Montan wax esters
CAS: 73138-45-1
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
? ご存知ですか?
モンタン酸エステルは自然界に存在する成分です。E番号が付いていても、すべてが人工物というわけではありません。
モンタン酸エステルは食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途・家庭用品など多岐にわたる分野で使用されています。
EUではモンタン酸エステルに「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。
各国詳細規制情報
欧州連合(EFSA)
表面処理用光沢剤として使用が認められている。精製された食品グレードのエステルのみが許可されている。
根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II
アメリカ合衆国(FDA)
離型剤および表面仕上げ剤として使用が認められている。
日本(厚生労働省)
指定名称:モンタン酸エステル
光沢剤として使用が認められている。
カナダ(Health Canada)
光沢剤および離型剤として承認されている。
オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)
光沢剤として使用が認められている。
一日摂取許容量(ADI)
国際基準(JECFA)
mg/kg体重/日
欧州基準(EFSA)
日常生活に置き換えると
体重60kgの成人がADI上限に達するには、1日に以下を摂取する計算になります:
※ 数学的な計算であり、安全性の推薦ではありません。
天然での存在
褐炭(リグナイト)および泥炭から抽出される天然ワックス。モンタン酸およびその他の長鎖脂肪酸のエステルで構成される。ほとんどの天然ワックスより硬く、融点が高い。
製造方法
有機溶剤を用いて褐炭から抽出し、精製・エステル化処理を行う。粗モンタンワックスは漂白および不純物除去の工程を経る。食品グレードのモンタン酸エステルは高度に精製されたものである。
食品以外での用途
口紅、マスカラ、化粧品コーティング。
錠剤コーティングおよび光沢付与。
カーワックス、靴墨、カーボン紙、蓄音機レコード。
家具用ポリッシュ、フロアワックス、革製品処理。