酸味料・pH調整剤 INS 525

水酸化カリウム E525

食品表示名称:水酸化K

pH adjuster, processing aid, stabilizer / 合成由来

🇪🇺 EU: Approved
🇺🇸 USA: Approved
🇯🇵 Japan: Approved
🇦🇺 AU/NZ: Approved
🇨🇦 Canada: Approved
化学名(IUPAC)

Potassium hydroxide (KOH)

CAS: 1310-58-3

データ確認日:2026-04-04

規制情報についての注意事項

このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。

? ご存知ですか?

水酸化カリウムは食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途・家庭用品など多岐にわたる分野で使用されています。

EUでは水酸化カリウムに「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。

各国詳細規制情報

🇪🇺

欧州連合(EFSA)

承認 上限:適量(技術的必要量のみ)

加工助剤として使用され、最終製品中で中和されなければならない。

根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II

EFSA公式意見書
🇺🇸

アメリカ合衆国(FDA)

承認 GRAS(一般的に安全と認められる)

食品加工、特にカカオ加工に使用されている。

🇯🇵

日本(厚生労働省)

承認 指定添加物

指定名称:水酸化カリウム

🇨🇦

カナダ(Health Canada)

承認
🇦🇺

オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)

承認

一日摂取許容量(ADI)

国際基準(JECFA)

not specified (neutralized in final product)

mg/kg体重/日

欧州基準(EFSA)

not specified (no residue in finished food)

天然での存在

水酸化カリウムは天然には存在しない。塩化カリウム溶液の電気分解による工業的製造のみ行われる。

製造方法

方法:化学合成

水酸化ナトリウムの製造と同様に、塩化カリウム溶液の電気分解により製造される。生成した水酸化カリウムは濃縮・精製され、ペレット状または溶液として提供される。

食品以外での用途

化粧品

液体石鹸のpH調整剤(水酸化ナトリウムより柔らかい石鹸が得られる)・ヘアケア製品に使用される。

医薬品・医療

医薬品製剤のpH調整に使用される。

工業用途

肥料・アルカリ電池の電解質・化学品製造・バイオディーゼル製造に使用される。

家庭用品

液体石鹸製造(伝統的な軟石鹸)・排水管洗浄剤として使用される。

よくある質問

水酸化カリウム(E525)とは何ですか?
水酸化カリウム(E525)は、食品に使用される酸味料・pH調整剤です。pH adjuster, processing aid, stabilizerに分類され、合成由来です。水酸化カリウムは天然には存在しない。塩化カリウム溶液の電気分解による工業的製造のみ行われる。
水酸化カリウムのADI(一日摂取許容量)はいくらですか?
水酸化カリウムのADIはJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会)が設定したnot specified (neutralized in final product)です。ADIとは、生涯にわたって毎日摂取しても健康リスクがないとされる量を示します。数学的な計算値であり、安全性の推薦ではありません。
水酸化カリウムはどのような食品に含まれていますか?
水酸化カリウムはココア・チョコレート製品などの食品カテゴリで酸味料・pH調整剤として使用されています。
水酸化カリウムとCaustic potashは同じものですか?
はい、水酸化カリウムはCaustic potash・Potassium lye・Potassium hydrateとも呼ばれています。これらは同一物質の異なる名称です。