酵素処理カルボキシメチルセルロース E469
食品表示名称:酵素処理CMC
thickener, emulsifier, bulking agent / 天然(改質)由来
Enzymatically hydrolyzed carboxymethylcellulose
CAS: 9004-32-4
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
? ご存知ですか?
酵素処理カルボキシメチルセルロースは食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途・家庭用品など多岐にわたる分野で使用されています。
EUでは酵素処理カルボキシメチルセルロースに「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。
各国詳細規制情報
欧州連合(EFSA)
指定された食品カテゴリへの使用が承認されているが、通常のCMC(E466)と比較して使用頻度は低い。
根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II
アメリカ合衆国(FDA)
CMCの変種として取り扱われている
日本(厚生労働省)
指定名称:酵素分解カルボキシメチルセルロース
カナダ(Health Canada)
オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)
一日摂取許容量(ADI)
国際基準(JECFA)
mg/kg体重/日
欧州基準(EFSA)
天然での存在
酵素処理カルボキシメチルセルロースはセルロースの半合成誘導体である。植物セルロースをカルボキシメチル基で化学修飾した後、酵素処理でポリマー鎖をより短い断片に分解する。化学的・酵素的に処理された木材パルプまたはコットンである。
製造方法
まずセルロースを化学修飾してカルボキシメチルセルロースナトリウム(E466)を製造し、セルラーゼ酵素でポリマー鎖を部分的に分解する。この酵素加水分解により通常のCMCより粘度が低い短鎖断片が生成されるが、有益な乳化・安定化特性は維持される。加水分解度を制御することで所望の粘度を得られる。
食品以外での用途
液状化粧品・パーソナルケア製品の低粘度安定剤として使用される。
液状製剤の賦形剤、低粘度結合剤として使用される。
紙のコーティング、繊維加工に使用される。
通常のCMCと比較して家庭用途での使用は少ない。