架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム E468
食品表示名称:架橋CMC
thickener, emulsifier, disintegrant / 天然(改質)由来
Crosslinked sodium carboxymethylcellulose
CAS: 74811-65-7
規制情報についての注意事項
このデータベースは、各国政府の公式情報源に基づいて収集した規制情報を提供するものです。医療、栄養、または安全性に関する助言を構成するものではありません。規制状況は国によって異なり、変更される場合があります。最新情報については、必ず各国の所管官庁にご確認ください。
? ご存知ですか?
架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムは食品以外にも化粧品・医薬品・工業用途・家庭用品など多岐にわたる分野で使用されています。
EUでは架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムに「quantum satis(技術的に必要な量のみ)」の基準が適用されています。特定の上限値はなく、目的達成に必要な最小量のみ使用できるという考え方です。
各国詳細規制情報
欧州連合(EFSA)
指定された食品カテゴリへの使用が承認されているが、通常のCMC(E466)と比較して食品での使用は少ない。
根拠法令:Regulation (EC) No 1333/2008, Annex II
アメリカ合衆国(FDA)
食品よりも医薬品での使用が多い
日本(厚生労働省)
指定名称:架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム
カナダ(Health Canada)
オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)
一日摂取許容量(ADI)
国際基準(JECFA)
mg/kg体重/日
欧州基準(EFSA)
天然での存在
架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムはセルロースの半合成誘導体である。植物セルロースをカルボキシメチル基で化学修飾した後、ポリマー鎖を架橋して製造する。広範に化学処理された木材パルプまたはコットンである。
製造方法
まずカルボキシメチルセルロースナトリウム(E466)を製造し、その後架橋剤を用いてポリマー鎖を化学的に架橋する。架橋により水に溶解せず激しく膨潤する三次元網目構造が形成される。この膨潤特性により医薬品の錠剤崩壊剤や食品の保水剤として優れた性能を発揮する。
食品以外での用途
化粧品の安定剤・増粘剤として使用される。
錠剤崩壊剤(最も一般的な用途——胃内での錠剤の崩壊を促進する。商品名Ac-Di-Sol等)。
吸収材、繊維加工に使用される。
通常のCMCと比較して家庭用途での使用は少ない。